2010年11月04日

南大東島へ③カエルの道を自転車で走る 

11月3日16:00

そこそこアップダウンのありそうな島だが、敢えて宿の自転車「金城1号」「金城2号」を借りた我々。

夕方は夕日を見に行こうと思っていたのだが、まだ時間が早い。
さてどこへ行こう。
とりあえず島の真ん中の旧空港滑走路の上にある「島まるごとミュージアム」に行ってみよう。ここへいけば島の全容がわかるのではないか。


自転車を走らせる。
道路には踏みつぶされたカエルの死骸がいっぱい。

この島は真ん中に池があるので小動物や虫は多いし、更には天敵のハブがいないため、カエルにとっては天国なのだろう。まぁ天国とは言ってもこんなに車にはねられているんじゃしょうがないが・・・。

今、ムスメと遊ぶときに「♪カエルすっぴょこた♪」という歌をよく歌うのだが、そんなカエルを見ながら、自転車を漕ぐ勢いもあって、そのメロディが頭から離れなくなった。
カエルの死骸を踏まないように気をつけていると、たまに生きたカエルがぴょんぴょん跳ねていることもある。
おっとあぶない・・・、車に気をつけるんだよ。



「島まるごとミュージアム」

入館料は200円だが、ドアを開けて入るも、誰もいない・・・
まぁ島ではよくあることだが「ここに200円を入れて」と缶が置いてある。
私も長男も小銭を持っていなかった。二人合わせて小銭で100円もない。
両替するにも人がいないし、たった200円のことで「やった!ただで入ろう」なんても考えられないので、結局そそくさと出ていった。



次は集落に戻る。大東銀座と呼ばれる飲み屋街を抜け「大東神社」へ

南大東島へ③カエルの道を自転車で走る  南大東島へ③カエルの道を自転車で走る 


110年前、開拓を始めた年に建立された神社。こういうところも沖縄っぽくないところである。


周囲に池があり蚊が多い。相撲の土俵などを見ていたがそんな時も尋常じゃない蚊の大群に襲われる。
後で島の人にそのことを言うと「台風の後で湿ってたから(蚊が大量発生したん)だろうね」という返事だったが、その時は、やっぱり我々がよそ者だからか?、それとも我々が怪しい者に見えたのか?(一部そう思われても仕方ないという面もあるが・・・)と思ってしまうのであった。
結局ここもそそくさと逃げ帰った。



とはいえいい時間になった。「西港」へ夕日を見に行く

島の外周道路への坂道をあえぎあえぎ上り西港へ。
着いたらちょうど夕日時だ。

南大東島へ③カエルの道を自転車で走る 



そしてやっぱりここにも・・・

   南大東島へ③カエルの道を自転車で走る 
すべり台、ブランコ、鉄棒がある。
マグロ公園というらしい。


南大東島へ③カエルの道を自転車で走る 


   
南大東島へ③カエルの道を自転車で走る 


パルテノン神殿のような、廃墟のようなものがあり、いい雰囲気の写真が撮れた。
もしかしてそのために作った廃墟?なんてことも思ったがもちろんそんなことはなく、旧ボイラー室とのことだった。


南大東島へ③カエルの道を自転車で走る 



18:00前
沖縄だから日暮れの時間は遅いのかと思ったら、ここ大東諸島は山口県と同じくらいの経度らしく普段とあまり変わらない時間の日暮れである。

もうすぐ日が暮れそうだ、早いとこ宿に帰ろう。


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