2005年11月06日

Prologue

「焼け落ちたはずの森はすっかり再生していて、まるで昔から変わらないようにみえる」

形あるものは、いつか、なくなっていく。
それがどんなものであれ。
沖縄南部の住民が避難していたガマに米軍が火炎放射したことにより黒く焦げた跡も、60年経った今、鍾乳石で白く覆われてようとしている。
大きな自然は、そして大きな時の流れは、悲しみの場所さえ風化させてしまう。
だからといって大きな傷さえ治癒してしまうのだろうか。

知ることがなければ、想像のしようがない。
語り継がれなければ知ることができないものはこの世の中にはたくさんある。


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