2010年11月04日
南大東島へ②離陸、そして南大東島到着
11月3日13:00 那覇空港3階JALチェックインロビーにて長男と合流
合流するやいなや、長男はおもむろにバックから地図を取り出す。
「県史の本から南大東の戦跡の地図をコピーしたもの。時間もあるしひとつひとつ回ってみよう」
見てみると国土地理院の南大東の地図に戦跡がマーキングされている。
この人はどこに行っても誰と話しても、話すテーマにブレがないことをまた今回改めて認識した。
まぁいい。レンタカーも借りてない歩くスピードの旅だ。いろいろ寄り道道草をして彷徨っていこう。
南大東島は沖縄本島から400km東に浮かぶ小さな島。
北大東島、沖大東島と三島で大東諸島を形成している。その中の一番大きな島が南大東島である。
大東諸島の周囲300km四方に島はなく、文字通り絶海の孤島と呼ぶにふさわしい場所。
周囲をとがった岩で囲まれて、ビーチもないため、開発業者も手を出せず、また沖縄の象徴のような赤瓦の家もなく、ただただサトウキビ畑が広がる素朴な風景が残っているという。
13:20頃、特に怪しまれることなく保安検査場を通過。
そういえば那覇空港でJAL系を使うのは初めてだ。空港のつくりはいつも使うANAをそのまま左右対称にしたもの。それだけなんだけどなんか変な感じがする。
そして我々の乗る南大東行きRAC867は、搭乗口28番、予想通りバスに乗って飛行機に搭乗する搭乗口だった。

客層は地元の人か土木作業員がほとんど。観光客は我々含め3~4人だろう。(こういうところでカメラを取り出し写真を撮り出すと観光客というのばれてしまうので注意が必要である)

バスのような2列×2列の4列シート、一番前はなんと電車のような対面式になっている。(写真左)
各座席前のポケットには「うちわ」が用意されている。暑いときはこれであおいでくださいということか。にしても会社名や宣伝も何もないシンプルなものである。(写真右)
14:10、39人乗りのプロペラ機は那覇空港を離陸

約1時間後、島影が見えてきた。初めてみる南大東島だ。
空から見る南大東島は、白みがかった黄緑色をしていた。サトウキビが主幹産業の島だということがわかる。
そして、おぉ港にはフェリー「だいとう」が接岸しているではないか。
今日の16時にとまりんに向け出航。残念ながら我々の滞在中、フェリーは戻ってこない。
フェリーで行ってクレーンで吊られたいと思うもそれは叶わず、せめて吊られるところだけでも見てみたいと思ったものの、それも叶わなかった。今、島に着いたばかりだが、次に来るときはフェリーで来よう、そう思った。
15:30頃、南大東空港到着

空港ビルまで歩いていくというのは離島空港の醍醐味である。

手荷物受取所はベルトコンベアーにはなってなさそう。
さて、空港からは2泊する民宿金城さんの車で集落へ。
我々の目下の懸案はこのそこそこアップダウンのありそうな島をどうやって回るかということ。
「この島は盆地になってて、集落がいちばん低いんです。で、海岸に行くにしたがって標高が高くなる。外周道路までの登りがきついけど、上がってしまえばそうアップダウンはないですかね。」
と民宿のおばさんは言う。
「自転車で大丈夫ですかね。」
「人それぞれですね。20代でもダメという人もいれば、70代のおじいちゃんでも大丈夫という人もいますね」
「そうですか・・・」
迷った。
迷ったんだか、歩くスピードの旅なんだしここで文明の利器を使うのも負けた気にもなる。そう、負けちゃいけんだろう。なにしろ私は毎日通勤で自転車を使っており人並みの脚力はあるという自信はある。こないだは山にも登った、よし自転車だ!
と宿の自転車(ママチャリ)を3日間借りることにした。

そんなわけで借りた「金城1号」「金城2号」(←けっしてベイの金城のホームランのことではない)
合流するやいなや、長男はおもむろにバックから地図を取り出す。
「県史の本から南大東の戦跡の地図をコピーしたもの。時間もあるしひとつひとつ回ってみよう」
見てみると国土地理院の南大東の地図に戦跡がマーキングされている。
この人はどこに行っても誰と話しても、話すテーマにブレがないことをまた今回改めて認識した。
まぁいい。レンタカーも借りてない歩くスピードの旅だ。いろいろ寄り道道草をして彷徨っていこう。
南大東島は沖縄本島から400km東に浮かぶ小さな島。
北大東島、沖大東島と三島で大東諸島を形成している。その中の一番大きな島が南大東島である。
大東諸島の周囲300km四方に島はなく、文字通り絶海の孤島と呼ぶにふさわしい場所。
周囲をとがった岩で囲まれて、ビーチもないため、開発業者も手を出せず、また沖縄の象徴のような赤瓦の家もなく、ただただサトウキビ畑が広がる素朴な風景が残っているという。
13:20頃、特に怪しまれることなく保安検査場を通過。
そういえば那覇空港でJAL系を使うのは初めてだ。空港のつくりはいつも使うANAをそのまま左右対称にしたもの。それだけなんだけどなんか変な感じがする。
そして我々の乗る南大東行きRAC867は、搭乗口28番、予想通りバスに乗って飛行機に搭乗する搭乗口だった。
客層は地元の人か土木作業員がほとんど。観光客は我々含め3~4人だろう。(こういうところでカメラを取り出し写真を撮り出すと観光客というのばれてしまうので注意が必要である)
バスのような2列×2列の4列シート、一番前はなんと電車のような対面式になっている。(写真左)
各座席前のポケットには「うちわ」が用意されている。暑いときはこれであおいでくださいということか。にしても会社名や宣伝も何もないシンプルなものである。(写真右)
14:10、39人乗りのプロペラ機は那覇空港を離陸
約1時間後、島影が見えてきた。初めてみる南大東島だ。
空から見る南大東島は、白みがかった黄緑色をしていた。サトウキビが主幹産業の島だということがわかる。
そして、おぉ港にはフェリー「だいとう」が接岸しているではないか。
今日の16時にとまりんに向け出航。残念ながら我々の滞在中、フェリーは戻ってこない。
フェリーで行ってクレーンで吊られたいと思うもそれは叶わず、せめて吊られるところだけでも見てみたいと思ったものの、それも叶わなかった。今、島に着いたばかりだが、次に来るときはフェリーで来よう、そう思った。
15:30頃、南大東空港到着
空港ビルまで歩いていくというのは離島空港の醍醐味である。
手荷物受取所はベルトコンベアーにはなってなさそう。
さて、空港からは2泊する民宿金城さんの車で集落へ。
我々の目下の懸案はこのそこそこアップダウンのありそうな島をどうやって回るかということ。
「この島は盆地になってて、集落がいちばん低いんです。で、海岸に行くにしたがって標高が高くなる。外周道路までの登りがきついけど、上がってしまえばそうアップダウンはないですかね。」
と民宿のおばさんは言う。
「自転車で大丈夫ですかね。」
「人それぞれですね。20代でもダメという人もいれば、70代のおじいちゃんでも大丈夫という人もいますね」
「そうですか・・・」
迷った。
迷ったんだか、歩くスピードの旅なんだしここで文明の利器を使うのも負けた気にもなる。そう、負けちゃいけんだろう。なにしろ私は毎日通勤で自転車を使っており人並みの脚力はあるという自信はある。こないだは山にも登った、よし自転車だ!
と宿の自転車(ママチャリ)を3日間借りることにした。

そんなわけで借りた「金城1号」「金城2号」(←けっしてベイの金城のホームランのことではない)
Posted by tana at 22:41│Comments(0)
│10.11南大東島へ