2013年01月26日
「メキシコホテル ペンション・アミーゴの旅人たち」

著者:大倉 直 発行:旅行人
1996年に購入したものの結局読まず、ずっと本棚の隅に。
たまたま見たブログに「ペンションアミーゴに泊まった」という話があり、そういえば、我が家にもペンションアミーゴの本があったよな~ということで、購入後17年の時を経て読み始めた。
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=オビの文章=
メキシコシティの安宿ペンション・アミーゴ。そこを交差していく様々な日本人旅行者たち。プロレス修行、駆け落ちカップル、現代美術家、流れ者…小さな夢とささやかな欲望、絶望と不安が織りなすひとりひとりの旅の物語。
著者の大倉直さんが、メキシコシティの日本人向け安ホテル「ペンション・アミーゴ」で管理人をすることになり、そこで出会った日本人旅行者をスケッチするノンフィクション。
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「なにか仕事をやろうよ。日本人の旅行者がたくさん歩いているところだったら、店の人は日本人を客にほしいと思っていると思うんだよね。そういうところに行って『私達は日本語のポスターを書いてます。ここがどういう店かを日本語ではり出せば、日本人がどんどん来ますよ』っていうんだよ。一枚そうだなぁ・・・・、50ペソくらいで売る。どう?」
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90年代前半のネットでの情報もなかった時代の旅人のエネルギーがみずみずしい。
たった20年程前のことなんだけど、メールもネットも使えない時代がとても昔のような気がする。メールやネットができて便利になる一方でここに書かれているようなエピソードもなくなるんだなぁとか思い巡り、そんな時代に戻りたいような気もする。
でもそう思って読み続けても、結局、今のこの時この世界に立ち返って、みずみずしく生きていこうという気持ちになるから不思議だ。
Posted by tana at 09:09│Comments(0)
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