2012年06月10日

「少年と自転車」

「少年と自転車」あらすじ

「ロゼッタ」「ある子供」のジャン=ピーエル&リュック・ダルデンヌ兄弟が、2011年・第64回カンヌ国際映画祭でグランプリ(審査員特別賞)を受賞したヒューマンドラマ。父親から育児放棄された孤独な少年が、ひとりの女性との出会いから自立していき、女性もまた少年を守ることで母性を獲得していく姿を描く。自分を児童相談所に預けた父親を見つけ出し、一緒に暮らすことを夢見る少年シリルは、ある日、美容師の女性サマンサと知り合う。週末をサマンサの家で過ごすようになったシリルは、自転車で街を駆けまわり、ようやく父親を見つけ出すのだが……。



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余計な物のないシンプルな映画。

ただ少年が自転車を漕いでいる長回しのカットで、こんなにそわそわするなんて、心がぐるぐるするなんて思わなかった。

闇を乗り越え、受け入れ、そして訪れる平和でしあわせでとても居心地の良い時。
だけどそれはあくまでも一瞬だということに気づく。
でも、その一瞬を糧に、来るべき一瞬を求めるから、苦難を乗り越えていく、乗り越えて行ける。

ハッピーエンドなんだけど、簡単にはそうならないよ、現実は厳しいよと言ってるようなこの映画の終わり方に、そんなことを考えた。


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そして、子供を育てるってことは簡単なことじゃない、とも思った。子供自身のこと然り、世の中の現実然り。
子供は3歳と1歳になった。
今の生活もそれなりに大変で、その反面すごく生きている実感があり、私はなんてことのない一日を楽しんでいる。
きっとこれからも想像し得なかった色々なことにぶち当たるだろう。
そのひとつひとつに悩みもがき苦しみ乗り越えていこう、そして、悩みもがき苦しんでいても何故か私は楽しんでいるのだ、と、改めて思った次第でした。


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