2010年11月04日

南大東島へ①旅立ちとムスメ

うちのムスメはもうすぐ1歳10ヶ月になる。
だいぶ言葉をしゃべるようになり、たとえばケータイが鳴ってると「でんわ!」って言って教えてくれる。また、保育園でしているのか「結んで開いて」を歌いながら踊ったり、親バカと言われようとかわいいのだ。そして相変わらず休みの日は帽子かぶって靴はいて(最近は自分で履けるようになった)公園行こうとアピールする。
そんなわけで休みの日に仕事とか歯医者とかその他所用で一人で外に出ようとすると、「さっき靴下履かせてくれたやんか。これはどういうことだったんだ?」と足を指さして泣いたりしてそれは大変だ。

平日は朝とフロの時くらいしか会う時間がないけど、休日はけっこう父ちゃんべったりになって、なんとも嬉しいものである。


11月2日(火)

さて、南大東島へ行く前の晩、風呂にて重大発表!
「お父ちゃんは明日から4日間、旅に出てくるからね。4日後の夜に帰ってくるから、その間はお母ちゃんとおフロ入ろうね」
・・・ムスメは下を向いて固まっていた。心持ち寂しそうな顔もしていた。
あ~、言ってることわかってるんだな。

その夜、ムスメはなかなか寝なかった。
もう遅い時間だし、十分眠いはずなのだが、目を開けたまま天井を見ている。このまま寝てしまったら、起きたら父ちゃんはいなくなるのじゃないか、なんて考えてるのか?だったら嬉しいけど。

ようやく目をつぶって寝たようなので、私は寝室を出て荷物の準備をする。
部屋から出た瞬間に「ギャーーーー」と泣き声。
また寝室に戻ってとなりに行くと泣きやんだ。もうしばらく添い寝だね。そして安心したのか、夢の中へ落ちていったようだ。。。


うーむ、明日、出発するのが非常に忍びない。


11月3日(水:祝)

出発の日は5時起床。もちろんムスメはまだ寝ている。
勝手に出ていったと思われるのもなんなので、寝ているムスメを抱き上げ「じゃあ言ってくるよ」という。
ムスメ泣く。
ただこれは、お父ちゃんが出ていくからというのではなく単に気持ちよく寝ていたのを無理やり起こされたのがイヤで泣いてるようだ。
こういうときはお母ちゃんじゃないとだめ。お母ちゃんに抱きかかえられ玄関でお見送り。


さぁ出発!である。


南大東島へ①旅立ちとムスメ
朝6時、まだ夜は明けてなく、ようやく東の空が白んできたくらいの暗さである。



8:30広島空港発

当日の天気は晴れ。窓側の席だったので、景色がよく見える。

南大東島へ①旅立ちとムスメ


南大東島へ①旅立ちとムスメ


広島市内~宮島~山口県~瀬戸内海(伊予灘)~国東半島~阿蘇山~熊本~鹿児島・・・と地図と同じ景色がよく見え全く飽きない。
(写真上:国東半島、写真下:阿蘇山が良く見える)


10:30那覇空港着


妻に無事到着のメールを送り、その返事を読むと、どうもムスメはあれからドアが閉まった後、「待ってぇ~」と泣いたらしい。なんとかまた寝かすも、起きたら「お父ちゃん、お父ちゃん」と探していたようだ。


うーむ、本当に忍びない。。。
でも那覇まで来てしまったし、もう帰るわけにはいかないのだ。


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それから2日経った日のこと、旅中時々妻にメールを送っているのだが、ケータイにメールが届くと「でんわ!」というだけでなく「おとうちゃん!」と言うようにもなったという。

そうそうたった4日間だ、父親の存在を忘れるでないぞ。


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