2008年09月23日

真のリベンジ伊是名9~伊是名到着!~

9月21日(日)13:30頃

渡船は伊是名島内花港に無事到着!
ここからは次男のマイミクであるMaravillosaさんに迎えに来てもらい、島を案内してもらう。

M「どこ行きましょう?」
次「ここからだったら逆田とシーサー展望台、どっちが近い?

いきなり一般の観光客ではありえない選択を投げかける次男。そして逆田の方が近いということで、車はそこへ行く。Maravillosaさんもこの展開は想像していただろうか?


真のリベンジ伊是名9~伊是名到着!~逆田
「そもそもここ伊是名島は、15世紀に琉球王国の第二尚王朝を開いた尚円王(幼名:金丸)の生まれ故郷であり、この「逆田」は、島中の田んぼが水不足になっても、金丸の「田んぼ」だけは水をたたえていたため島人から嫉妬を買い、金丸が島を追い出される一因となったとされる伝説の「田んぼ」なのである!」と次男の旅行記より勝手に引用する。
何故か田の水が低い方から高い方へと逆流したということである。気づくと、長男と次男はそのからくりを探しに、どこか遠いところへ歩いていっていた。


真のリベンジ伊是名9~伊是名到着!~その後、前回の旅で度肝を抜かれた「シーサー展望台」へ。

過去竹下首相時代にあった「ふるさと創生資金」の一億円によりできたようである。地元では「シーサー公園」と呼ばれ、そしてここへ遊びに来るような地元の人はほとんどいないという。
現在、老朽化もすすんでおり、左側の上り口は通行禁止になっていた。それ以外でもところどころコンクリが剥げ基礎が剥き出しになっているところもある。崩壊寸前ではないか。一億円の果てがこれかである。
修復してほしいような、このまま廃墟になってほしいような。
しかし、夜通るとこれは怪しそうだ。ライトアップか何かしてるのだろうか?
島の人に聞いても「あそこ行かないからわからないなぁ」という返事が予想される。

展望台の上からは、伊平屋島・野甫島が間近に見渡せる。
その後展望台で、長男とMaravillosaさんとで、伊是名島周辺での沖縄戦の話になっていた。
改めて思う。長男はどんな場所であろうと話す相手が誰であろうと話す内容にブレがない。


続いて伊是名島出身の版画家・名嘉睦念さんが幼少の頃、好んで昼寝していたという「風の岩」へと向かった。 Maravillosaさんの案内により「←風の岩」という案内標識を発見。道路脇に車を停め、後は灌木の中を歩き、岩をひとつ越えたら・・・

真のリベンジ伊是名9~伊是名到着!~


陸ギタラが見える360度見渡せる絶景に、私、長男、妻、ミーナ☆さんは「きれいだねー」「すごい景色だねー」と感嘆するも、次男の姿が無い。
睦念さんが昼寝していたという岩穴を探しに岩の下へ潜っていたようだ。その途中、島ぞうりの鼻緒が切れて死にそうになったという。
岩穴は残念ながらは見つけきれなかったが、今月発売の「島へ 11月号」が伊平屋伊是名その他の島特集をしており、その伊是名編で、その風の岩から見たと思われる写真が見開き2ページで掲載されていた。


さて車は仲田集落へ入る。
仲田集落は、港、尚円王公園、尚円王の銅像、630(ろくさんまる)の看板などがある伊是名島の中心部である。
その仲田集落といって思い出すのが集落のとあるBar「み●●」。前回の旅、とある理由で民宿ときわの車を運転していた次男。「Bar●な●」の店の前で女の子が勢揃いで、運転する次男に手を振りとびきりの笑顔を投げかける。それに次男が完全ノックアウトされ「この後夕飯食べ終わったらここいこう!」などと話し、長男に「酔ってるし、タクシーもないし行けないだろう」とか、「『ときわ』の車を見たからみんな島の人と思って振ったんだろう」現実的に諌められていた。ガマの中と逆である。
結果その時はときわでの夕飯が予想以上に盛り上がり、11時過ぎまでときわで飲んでいたため事なきを得たが。
その後も次男は、事あるたびにその「Bar●●と」のことを思い出し、今回も伊是名集落のときわを予約しようとするときも「自分だけ仲田集落に泊まろうかなぁ」と言うほどだった。

今回、仲田集落に入ったのは決してBarに行くわけではなく、とある一本の木を探していたからである。それは一体何なのか?というところで、次回へ続く。


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