2007年03月17日

リベンジ伊是名8~伊是名到着~

11:30頃、伊是名仲田港に到着!

民宿ときわのワゴンに乗る。
東京からの親子2人と乗り合わせた。

リベンジ伊是名8~伊是名到着~ときわに着く。

リベンジ伊是名8~伊是名到着~
  民宿の前の通り。フクギ並木と独特の石垣

ここは普段はおばぁ一人で切り盛りしてるようだが、今はちょうどきび刈りの時期で、しかも三連休、援農隊として親戚一同集まってるようでにぎやかだった。
誰が客で誰が親戚かもわからないまま、家に上がる。
親戚が部屋でくつろいでいる中を通り、奥の部屋に通される。

少し部屋でくつろいでると「お茶飲みなさい」と我々を呼ぶ声がする。
そして親戚が部屋でくつろいでいる中をまた通り、食堂に通される。
テーブルにはお茶、タンカン、お菓子が置いてあって好きなだけ食べなさいと言っておばぁは去っていった。親戚の食事の準備などもしてるようで忙しそうだった。

その後、一緒の送迎でやってきた東京の親子と埼玉のカップルも食堂にやってきた。
同じフェリーに乗り合わせた人たちが、偶然同じ宿を予約していた。不思議にもなんとなく自然と話が出るのである。

思えばここ伊是名島では、初対面でも共通の話題がある。
そのテーマは「なぜ、伊是名島へ?」である。

そもそも伊是名島に来ようと思う旅人なのだから、沖縄は初めてとか2回目とか、はたまた旅慣れてないとかいうようなレベルの人は来ないだろう。
いわば沖縄好き、旅好き、というか、沖縄マニア、島マニア、それも相当なレベルに達してるとても過言でないだろう。

事実、東京の浅草から来たという娘さんは八重山の島もかなり旅してきたというし、こちらが「パイナップルツアーズという伊是名が舞台の映画のロケ地を探してる」なんて話していると「その映画、見ました」などと食いついてきた。そもそもパイナップルツアーズを見てることそのものがマニアの証であろう。

また埼玉から来たカップルも「島の形が気にいったから」という理由で伊是名にやってきたらしい。只者でない雰囲気をのっけから醸し出している。その後、カップルの男の方が島マニアの頭角を徐々に現してくることとなる。

こういうマニアックな島に来る人たちだから(我々含め)、自分たちの内輪だけで盛り上がるというようなこともせず、かといって図々しいわけでなく、自然に任せておけばうまくいくのである。
一人よりも内輪だけよりも仲間が多いほうが旅は楽しくなる。昼にこういう時間と場所をつくってくれた、民宿ときわのおばぁに感謝である。これはやはり、この島に来る旅人に楽しんでもらおう、島を好きになってもらおう、という思いの表れだろう。

自然に任せておけばうまくいくのである。
いつのまにか我々は東京チームとともに、レンタカーで島を周ろうという確約がなされていた。さすがは次男である。
ただ、レンタカー屋は歩いて25分かかる港にいかないとない。
埼玉チームはレンタサイクルを借りに港まで歩いていこうかとワイルドなことを言う。

そこで次男、
「港まで送ってもらえないか聞いてみましょう」
おばぁに聞く。
「今日はもう送迎はないから、車、ずっと使っていいよ。迷子になったら、車の横に電話番号が書いてあるから電話して。」
商談成立である。
さすがは次男である。

メガネ三兄弟とはよく言ったものだ。(私は従兄弟)
野球にたとえると、トップバッター次男の行動力により周囲を自分たちのペースに取り込み、二番の三男(F)のボケによりその取り込んだ場をなごませ、そういう状態で今回三番に座った私が繋ぎ、最後は四番長男の知識の泉の中でノックアウトさせる。

よくわからない例えだったが、ともかくも「ときわ」の車で島を周ることとなったわけだ。

リベンジ伊是名8~伊是名到着~
  半日、民宿ときわの「次男」となる

つづく



同じカテゴリー(07.02リベンジ伊是名)の記事
リベンジ伊是名
リベンジ伊是名(2007-03-25 13:28)


 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。