2008年09月23日

真のリベンジ伊是名4~ついに伊平屋へ到着!~

9月20日(土)12:00頃

ノムヒョンオデッセイは沖縄自動車道を、途中キャンプハンセンの「流れ弾に注意」の看板がなくなってるのを怪しみながら北上中。
高速を降り名護市内に入ると、ちょうど昼時だ。昼は「あさひ」でステーキを食べようと暗黙の了解で決まっていた。今回「メガネ兄弟と行く沖縄の旅」初参加のミーナ☆さんにとっては最初の食事である。やっぱり食事は重要だ。その最初の食事が地元の食堂、それも役場の人とか建設作業員の人しかいかないようなところに入って「何これ?」と思われ、その燻った気持ちのまま、何も無い島に(変なメンバー付きで)連れて行かれるよりも、今、それなりに有名なところを選んだ方がこの先の心証もきっと良くなることだろう。少なくとも島に着いて「帰る!」とか言い出すことは無いだろう。

「あさひ」の前に行いた。しかしなんか雰囲気が違う。店の前に看板がしてあったので見ると、昼間の営業はやめて夜だけの営業時間に変えたらしい。

・・・なんということ!

さて、昼飯どうしよう。いきなり行き場をなくしてしまったではないか。
助手席に乗っている長男がまた怪しげな本を取り出して「『呉我共同店』というのがあるぞ」と暗にここにいこうと言っている。真のリベンジ伊是名4~ついに伊平屋へ到着!~

その怪しげな本とは「共同店ものがたり」。 
共同店とは、その地区に住む人々の共同出資によって運営され、そしてその利益がその地区の人に還元されるというスタイルの店である。その沖縄で生まれた共同店というシステムの店のほとんどを掲載し紹介している本がこの本である。
一言で言うならば「マニア本」であろう。

その証拠に後日、長男一行はその「共同店ものがたり」に紹介されている店をひとつひとつしらみつぶしに探して、写真にとって、ついでに何か買おうというひたすらマニアな行為を続けていた。それで伊平屋島を一周してしまうのだからどうしようもない。
そういえば先ほど「それなりに有名なところを選んだ方が心証も良くなることだろう。」なんて書きながらも結局地元のそれもまたマニアックな食堂じゃないかと言われそうであるが、「あさひ」無きあと、次の有名どころとして持っている手は「名護山羊料理店」くらいしか考えつかなかったためこれで仕方ない。まぁ仮に「帰る!」と言い出したところで、時間的に本島へ行くフェリーはもうないし。

呉我共同店は本に載っているときより改装され若干きれいになっていた。

真のリベンジ伊是名4~ついに伊平屋へ到着!~ 真のリベンジ伊是名4~ついに伊平屋へ到着!~
    この奥、羽地内海に面した側に食堂がある。        牛もやしそば 

14:30頃運天港に着いた。
港にあった駐車場は1泊800円から500円に値下がりしていた。しかし、前回あった1人1本さんぴん茶のサービスはなくなっていた。なんか残念だが、仕方ないか。というかようやくこっちの方が採算がいいと気づいたか?ただ前回と同じおじぃとおばぁがいた「持って行きなさい」とテーブルにあったお菓子を進めるところは変わらない。
そして港に着いて驚いた。1年半前は掘っ立て小屋だった伊是名伊平屋行きのターミナルが立派になっている。北部振興策恐るべしである。

真のリベンジ伊是名4~ついに伊平屋へ到着!~

そんなこんなで15:00、フェリーいへや、運天港を出発する。








真のリベンジ伊是名4~ついに伊平屋へ到着!~
島が見えてきた。約1時間20分で伊平屋島に到着である。


真のリベンジ伊是名4~ついに伊平屋へ到着!~

なにやら不釣合いな伊平屋港の建物。
あえてもう一度、北部振興策恐るべしである。
さきの運天港も、これから行く伊是名港もそうなのだが、そこまで必要あるかいなというような建物である。





真のリベンジ伊是名4~ついに伊平屋へ到着!~
構想2年、ついに伊平屋の地を踏むこととなり、このように浮かれて記念写真など撮っているが、その後我々は島のとある洗礼を受けることとなるとは、その時思いもしなかったのであった。

                                    つづく


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