2008年09月23日
真のリベンジ伊是名15~ビセザキとメガネ兄弟~
9月22日(月)15:00頃

最終日の宿、本部の「ペンションビセザキ」に辿り着いた。
ここはホテルハイビスカスのような外観で古い感じもするが中はお洒落な雰囲気。映画のロケにも使われ、静かな隠れ家という感じ。
このペンションビセザキとメガネ兄弟との関係は2006年9月にさかのぼる。
本部でどこに泊まろうかと考えていたところ、次男が「『八月のかりゆし』という映画の舞台になっているみたいから泊まってみよう」と言ったことによりここになったのが始まりである。
←大きなガジュマルが目印である。(写真は2006年現在)
東京で寿司職人として修行したご主人の熊さんの作る料理や寿司が大変うまくまずそこで感動。
その日は常連というラジオのアナウンサーも泊まっていたため、熊さんと一緒に話が弾む。「八月のかりゆし」の話になり、熊さんもその映画に出ていたということが判明し、みんな「あの最後の重要な場面のところで・・・」と感激する。そしてひょんなことから山羊の話になり「えー、ヤギ食えるの?ちょっと待ってよ、4日前に締めたのがあるから」といってヤギ刺しが出てきた。そのヤギも臭みがなくて旨かった。最後は誰のか今でもよくわからないがサイン入りCDまで買ってしまった。
2度目は2007年2月、リベンジ伊是名の時である。
伊是名に行くんだからやっぱりここは行かないとと外せなかった。
2階の松田龍平が映画で泊まったのではないかと思われた部屋に泊まる。
夜は待望の握り寿司。
そしてその時、思い出すのは子ネコのトラ(→)。たいへん人懐っこいかわいいネコだった。
だがその年の6月、次男が三線仲間と三たびビセザキに泊まったときは前ほどなついてはくれなかったという。もう大人になったのか。
加えてその年の9月、次男がたまたまビセザキの前を通りかかったので(注:次男は広島在住)挨拶でもしようと入ろうとすると、あのガジュマルが根こそぎ倒れてしまっていた。7月の台風が原因のようだ。そして枝も切り落とされてハゲ木に・・・。びっくりというかショックに近いものだったという。
そんなわけで次男はびっくりして屋敷の中へ一目散。
次「どうしたの?このガジュマル?」
熊「どうしたのって、おまえ何でここにいる?」
・・・といったやりとりが行われたようだ。
そんなこんなで今回、私としては3回目のビセザキである。
残念なことにトラはどこかに行ってしまい、もういないらしい。
倒れてハゲ木になったガジュマルだが、1年経った今、倒れたままでそこから根が生え、そして緑が茂っている。倒れてもまたそこから天に向かって伸びようとしている。自然の営みのすごさを感じた。
部屋は前回同様二階の龍平部屋(勝手に命名)だった。
部屋には怪しい衣装がいつでもスタンバイOK状態であった。(↓)
これはなんというか、困ったことに夕食時、レッド、ブルー、ネイビーとおそろいの「粟国レンジャー」?いやいや、「塩レンジャー」?、そのまんま粟国の「塩レンジャー」だ。こんな格好で夜盛り上がろうということになっていたのだ。いつのまにか。。。
馬鹿じゃないのか?それも救いがたいくらいに。


宿の方も怪しい気配を感じたのか、その日の夕飯時粟国の「塩レンジャー」は厨房から遠い奥のテーブルの方にぽつんと追いやられてしまった。
表向きの理由その1:今日も満員御礼である。誰かが奥にいかなければいけない。我々は初めての客じゃなくそれなりに知っている。
理由その2:そして奥のテーブルのさらに奥にはそれなりの値がしそうな骨董品などがある。今日の客には小学校に入りたてくらいの子供が2,3人いたので、それを間違って割ってしまわないようにという配慮だろう。そんな事故が起こってしまったら、宿側も子供連れの客側も双方気を遣ってしまうことになる。
つまり、「塩レンジャー」は宿とお客さんとの絆を守るため今日も戦っているのだ。
そんなわけで子供は、部屋と食堂とトイレを「ワー」って言いながらいったりきたりするものの、我々のいる奥のテーブルほうに近寄って来ることは一度たりとも無かった。子供心に怪しいという雰囲気が感じれたのだろう。
「塩レンジャー」きっと役に立ったと思う。
宿の平和を守り戦う「塩レンジャー」(レッドの妻、ネイビー、ブルー)↑
そして出された料理は今回も絶品だった。今回の旅では日を追うことに料理のグレードが上がっていったという結果になった。
ただし3日目ということでさすがにみんな疲れてしまっていたのか、食後の泡盛タイムになてひとりまたひとりと脱落してしまった。
そんな中、長男次男は熊さん、他のお客さん、たまたま来ていた近所の人と盛り上がってしまい、そのうち庭に場所を変えて飲み始め(この時点で長男脱落)「ガハハハ!!!」という笑い声が二階の部屋まで響いていた。その後近所迷惑になっちゃいけないのでということで裏の林を抜けたプライベートビーチでさらに飲みなおしたという。そして次男はビーチへ抜ける道がライトアップされるという新たな事実を発見した。
誰もが間違いなく次の朝次男は二日酔いだ、ノムヒョンオデッセイは私が運転しないといけないだろうな・・・などと思って眠りに着いたものの、次の朝予想に反して次男は元気だった。
4日連続二日酔いなし!
体質が変わってしまったのだろうか?
・・・この後きっと何かが起こるであろう。
最終日の宿、本部の「ペンションビセザキ」に辿り着いた。
ここはホテルハイビスカスのような外観で古い感じもするが中はお洒落な雰囲気。映画のロケにも使われ、静かな隠れ家という感じ。
このペンションビセザキとメガネ兄弟との関係は2006年9月にさかのぼる。
本部でどこに泊まろうかと考えていたところ、次男が「『八月のかりゆし』という映画の舞台になっているみたいから泊まってみよう」と言ったことによりここになったのが始まりである。

東京で寿司職人として修行したご主人の熊さんの作る料理や寿司が大変うまくまずそこで感動。
その日は常連というラジオのアナウンサーも泊まっていたため、熊さんと一緒に話が弾む。「八月のかりゆし」の話になり、熊さんもその映画に出ていたということが判明し、みんな「あの最後の重要な場面のところで・・・」と感激する。そしてひょんなことから山羊の話になり「えー、ヤギ食えるの?ちょっと待ってよ、4日前に締めたのがあるから」といってヤギ刺しが出てきた。そのヤギも臭みがなくて旨かった。最後は誰のか今でもよくわからないがサイン入りCDまで買ってしまった。
伊是名に行くんだからやっぱりここは行かないとと外せなかった。
2階の松田龍平が映画で泊まったのではないかと思われた部屋に泊まる。
夜は待望の握り寿司。
そしてその時、思い出すのは子ネコのトラ(→)。たいへん人懐っこいかわいいネコだった。
このネコのトラのことはこちらに・・・
だがその年の6月、次男が三線仲間と三たびビセザキに泊まったときは前ほどなついてはくれなかったという。もう大人になったのか。
加えてその年の9月、次男がたまたまビセザキの前を通りかかったので(注:次男は広島在住)挨拶でもしようと入ろうとすると、あのガジュマルが根こそぎ倒れてしまっていた。7月の台風が原因のようだ。そして枝も切り落とされてハゲ木に・・・。びっくりというかショックに近いものだったという。
そんなわけで次男はびっくりして屋敷の中へ一目散。
次「どうしたの?このガジュマル?」
熊「どうしたのって、おまえ何でここにいる?」
・・・といったやりとりが行われたようだ。
残念なことにトラはどこかに行ってしまい、もういないらしい。
倒れてハゲ木になったガジュマルだが、1年経った今、倒れたままでそこから根が生え、そして緑が茂っている。倒れてもまたそこから天に向かって伸びようとしている。自然の営みのすごさを感じた。
部屋は前回同様二階の龍平部屋(勝手に命名)だった。
部屋には怪しい衣装がいつでもスタンバイOK状態であった。(↓)
これはなんというか、困ったことに夕食時、レッド、ブルー、ネイビーとおそろいの「粟国レンジャー」?いやいや、「塩レンジャー」?、そのまんま粟国の「塩レンジャー」だ。こんな格好で夜盛り上がろうということになっていたのだ。いつのまにか。。。
馬鹿じゃないのか?それも救いがたいくらいに。
宿の方も怪しい気配を感じたのか、その日の夕飯時粟国の「塩レンジャー」は厨房から遠い奥のテーブルの方にぽつんと追いやられてしまった。
表向きの理由その1:今日も満員御礼である。誰かが奥にいかなければいけない。我々は初めての客じゃなくそれなりに知っている。
理由その2:そして奥のテーブルのさらに奥にはそれなりの値がしそうな骨董品などがある。今日の客には小学校に入りたてくらいの子供が2,3人いたので、それを間違って割ってしまわないようにという配慮だろう。そんな事故が起こってしまったら、宿側も子供連れの客側も双方気を遣ってしまうことになる。
つまり、「塩レンジャー」は宿とお客さんとの絆を守るため今日も戦っているのだ。
「塩レンジャー」きっと役に立ったと思う。
宿の平和を守り戦う「塩レンジャー」(レッドの妻、ネイビー、ブルー)↑
そして出された料理は今回も絶品だった。今回の旅では日を追うことに料理のグレードが上がっていったという結果になった。
そんな中、長男次男は熊さん、他のお客さん、たまたま来ていた近所の人と盛り上がってしまい、そのうち庭に場所を変えて飲み始め(この時点で長男脱落)「ガハハハ!!!」という笑い声が二階の部屋まで響いていた。その後近所迷惑になっちゃいけないのでということで裏の林を抜けたプライベートビーチでさらに飲みなおしたという。そして次男はビーチへ抜ける道がライトアップされるという新たな事実を発見した。
誰もが間違いなく次の朝次男は二日酔いだ、ノムヒョンオデッセイは私が運転しないといけないだろうな・・・などと思って眠りに着いたものの、次の朝予想に反して次男は元気だった。
4日連続二日酔いなし!
体質が変わってしまったのだろうか?
・・・この後きっと何かが起こるであろう。
Posted by tana at 01:39│Comments(0)
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