2008年09月23日

真のリベンジ伊是名10~カフーを待ちわびて~

9月21日(日)15:00頃

次に我々が向かった先は「伊是名小学校」

「カフーを待ちわびて」(原田マハ著)の舞台となっていると次男は言う。
次男から「恋愛小説だけど伊是名島が舞台で、それも伊是名集落の民宿ときわがモチーフになったようで、読んだら伊是名の雰囲気を思い出すよ!」と前の伊是名への旅の後から足掛け1年半事あるたびに言われていたが、ようやく先週の土曜日に文庫版で買い、土日で読んだ。


話としては不器用で純粋などこかでき過ぎたお伽話のようなラブストーリーで、切なくそして今の何気ない幸せを感じる話でした。
リゾート開発という「悪役」もあり、「島」をとりまく現実の問題も見えてくるものの、それもどうも悪役になりきれてないところに南の島が舞台の「優しい物語」ということを感じます。
どんどんことの真相がわかっていく後半部分は一気に読め、二人が幸せになってほしいと切ない気持ちにもなります。

作者の原田マハさん(作家の原田宗典さんの実の妹とのこと)は2004年に伊是名島を訪れ、浜辺で偶然ゴールデンレトリバーの「カフー」に出会ったのがきっかけでここを舞台に小説を書こうと決め、我々のこの後の宿泊先である「民宿ときわ」に泊まった2日間で話の構想が出来上がったとのことです。そして、(本人のブログより)2006年に本が完成した御礼でまたこの「ときわ」を訪れてるようです。そのときに贈られただろう本人のサイン&メッセージ付きの「カフー」のハードカバー版がときわの本棚に並べられてました。
2009年春に玉山鉄二・主演で映画化されるということで、ストーリーとともに伊是名の景色も楽しみな話でした。


さて、旅先に話を戻す。
真のリベンジ伊是名10~カフーを待ちわびて~その話の中で小学校にあるデイゴの木が重要な役割を果たしている。その木が伊是名小学校の校庭にあると聞いて、そしてそこでロケを行ったと聞いて、怪しい軍団は小学校に侵入である。(島人のMaravillosaさんがいたため事なきを得たが)
さっそく小学校の校庭にあるデイゴの木をみつけた。
次男は興奮してこの木を写真 (→感動する次男) に撮ったり、小学校の先生や近くの土木作業員に「ここで撮影があったの?」とか目を輝かせながら聞いている。結果、聞いた誰も撮影のことは知らなかったという・・・。
真のリベンジ伊是名10~カフーを待ちわびて~ただその時点において、次男を除いて誰一人この「カフーを待ちわびて」は読んでなかったため、興奮してたのは次男一人であり、我々もデイゴの木を案内されたものの、別のところにあるガジュマルを見て「このガジュマルすごいねー」とかいってガジュマルの前で記念撮影 (←) していたり、その後、妻とミーナ☆さんは童心に返ってブランコで遊んでたり思い思いの時が流れた午後の昼下がりであった。

結論:小学校に入ると童心に帰る。

私もついに「カフーを待ちわびて」を読んでしまったため、是非映画を見て、またまたロケ地めぐりをしてみようかと思う今日この頃である。


その後、Maravillosaさんが「面白いものを」と山並みが女性の形に見えるという「伊是名女神」を案内される。その姿を見つけたときは感動した。感動してあやかろうとする妊婦であった。
真のリベンジ伊是名10~カフーを待ちわびて~



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