2008年05月09日

餘部鉄橋を経て鳥取へ~2年ぶりの一人旅、京都但馬vol.6~

再び豊岡に戻ってきた。次の目的地は餘部橋梁のある餘部駅へ。
餘部鉄橋、3年後には架け替えが行われるらしく、すでに橋脚付近では工事が始まっている。そうそうここまでは来れないので今の姿が見れるのも最後かもしれない。

空を見ると雲行きが怪しくなってきている。午後は雨が降るという予報だった。

14:26豊岡発。城崎で乗り換え。10分ほど待って14:57城崎発。

車窓を見るとさらに空が暗くなり、雨が激しくなってきたようだ。
傘は持ってないし、駅周辺は何も無い。集落まではちょっとした山道を10分くらいあるかないといけない。雨宿りするようなところもないだろう。15:40に餘部駅に着いて、次の鳥取方面の列車がくるまでは1時間以上も時間がある。この雨の中1時間も動けずにいるのもどうか・・・と思い、そのまま乗って鳥取までいこうか。と思ったりもしたが、駅に着くといっぱい降りる人がいたので結局降りた。

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鉄橋を通過する

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駅に着くとすぐ特急が通過した   建設当時の様子を描いたという壁画

しばらく待合室で雨がやまないか待っていたが、小降りになったのを見計らって「今しかない」と集落の方への山道を10分ほど歩いて降りていった。

餘部鉄橋を経て鳥取へ~2年ぶりの一人旅、京都但馬vol.6~  餘部鉄橋を経て鳥取へ~2年ぶりの一人旅、京都但馬vol.6~

しかし駅に戻るとき、再び土砂降りになり、そして一向に止む気配もないためそれは大変だった。

餘部鉄橋を経て鳥取へ~2年ぶりの一人旅、京都但馬vol.6~



16:59餘部から浜坂行きの列車に乗る。
雨に打たれ、鯉も負けたという情報も得てかなりぐったりして列車に揺られていた。浜坂で乗り換えて鳥取へ。

鳥取に近づくと、意外にも街にはビルがたくさんあり、これまで通ってきた豊岡や香住、浜坂などにくらべ非常に近代的な都会ではないか、鳥取もやるじゃないか、と思ったが、広島に帰ってきた今では、その時だからそう感じただけかもしれないと思うようになった。

鳥取からは「特急スーパーまつかぜ」に乗り松江まで。スーパーなんて大げさな・・・と思ったが、鳥取を出発してその考えが改まった。
「速いじゃないか」
これまで城崎や餘部をまったりと走ってたのに比べて加速が全然違う。しかもしばらくは線路も高架の上を走ってるし、鳥取の人は新幹線がこういうものだと勘違いしたりしないだろうかと思うくらい速かったので非常にびっくりした。鳥取もやるじゃないか、と思ったが、広島に帰ってきた今では、その時だからそう感じただけかもしれないと思うようになった。


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