2006年04月15日

61年前の4月中旬の沖縄

さて、昨日(4/14)の甲子園での虎対鯉のように米軍は無血で沖縄本島の読谷に上陸した。
ここでいう虎とは米軍、鯉とは日本軍のことをいうみたいなのだが、この例えは使ってて空しくなるのでやっぱりやめる。

上陸以後も虎、いや米軍は攻撃の手を緩めることもなく、本島を南北に分断した。
日本は6日、海上特攻隊として戦艦大和を大隈半島から南下させるも、7日午前、米軍機の攻撃によりあえなく撃沈。
北部へと進攻していった米軍は日本軍の斬り込み攻撃にあいながらも7日には名護に達する。
ここで、本部半島と国頭地区に展開し、国頭組は13日に最北端の辺戸岬に達する。本部半島組は「伊江島飛行場」の占領目指し、本部半島において攻防戦が続いている。
また、首里めざし南下していった米軍は、宜野湾村嘉数高台などでの日本軍との激しい攻防戦が続いている。


いよいよ沖縄本島で大規模な「地上戦」が繰り広げられることとなりました。

そのような中、軍の司令部から「軍人軍属を問わず沖縄語を使えばスパイとみなし処分する」といった指示もあり、南部の激戦地で住民は多数戦闘に巻き込まれているほか、日本軍によるスパイ疑惑にも脅かされることとなった。
激戦地にある嘉数のガマに避難していた約400人の住民は12日、突然訪れた日本兵の命令で壕を追い出され、激しい攻防戦が繰り広げられてる中に投げ出され南部へと避難させられた。

                                           「沖縄戦新聞」より


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