2006年01月25日

本2冊

「沖縄は基地を拒絶する」よりの つづき

点と点が重なり合って線になり面になる。
全く関連がなさそうに見えた点と点が 線になり面になり立体感を得たとき、
先ほどの一点が、そんな立体感をもったものの一部であることが理解できる。
この本を読んだら、点で表されている様々なものが、ほんとに大きな動きの一部であることを実感した。

そして年末に読んだ本~~~

「だれも沖縄を知らない」本2冊

筆者が30あまりの離島を巡って、そこでの問題を浮き彫りにしたノンフィクション。
この本にも、点を知るだけでは想像できない、一つの視点だけでは語りようもない、島の現実が詰まっている。
米軍、戦争だけでなく、利害対立、基地依存、環境、貧困、福祉、医療の問題等々、多くの現実を表している。

中にある一文
「沖縄の幸福は日本復帰だけではもたらされない
  沖縄の歴史も文化もみんな含めて本土の人間が理解しない限り復帰しても無意味」


結局沖縄に来る本土の人のほとんどは、日本に都合のいい沖縄の部分しか堪能せず帰っていく。けっしてそうはならないようにと思いながらも私もそうなのであろう。
                           
                                  ・・・つづく


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