2005年11月15日

粟国漁港に続く道

粟国漁港に続く道

新しくできた漁港に続く二車線歩道付きの道。
軽自動車でも狭く思える島の集落から見るとあまりに不釣合いな道。
しかも立派な二車線の道は集落まで続かず途中で途切れてるし、
そして新しい漁港は、古い港と反対の方角にあるためあまり使われていないらしい。
・・・意味がない。

この漁港がたとえ使われなくても、
”島の人たちの雇用促進とそれで島の経済の発展に繋がればそれでいい”
と、それとは別のもっともらしい作る為の理由を考え、
金をかけ自然を壊す。

そんな感じでこの島では、
島一番の大きな建設会社が島の人たちの明日の生活を支えてたりしてるんだろう。
そんな会社に都合のいい政治家が議員になって、
島の人たちも「生活のためには」とそこに票を入れる。
その結果、この会社に(この島の人に)仕事を与えようと役場も動く。
村の財政ではどうにもならないだろうから、県や国に補助金のお願いをしたりする。
税金がこういう風に使われる。

雲の上の偉い人に未来を与えてもらおうと思い、
その偉い人はこれが民主主義の結果だと思っている。

真相は果たしてほんとにこんななのかは、わからない。
だけど、全然使われてない漁港とそこに繋がる二車線の道を見て、こういったことが頭をよぎった。
これはあくまで推測の話である。
そして、ここも日本に変わりはないのか。と思った。

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