2007年09月29日

「めがね」

「めがね兄弟の従兄弟として、この映画は見なくてはいけないだろう」とシネツイン2へ

「めがね」前半は主人公の心情同様少々息苦しさを感じたが、後半は気持ちよく居眠りできる映画でした。

まぁ少々寝ていようが話の展開に変化があるわけでもなく、ストーリーもなにもあったもんじゃないが、結果、スクリーン内の環境に影響され頭がからっぽになった。

荷物を捨てからっぽにして、寄りすぎていた振り幅がどこかひとつニュートラルになって、そして住むべき場所に戻っていく。

日曜の午後、この映画を見るためにひとつしかないチケット売り場には行列さえ出来ていた。
前作の評判もあるのだろうが、多くの人がこういう時間を求めているのだろう。求めざるをえないのだろう。

そういえば今の日本国内で、携帯の通じない場所は飛行機の中と映画館の中くらいだろう。

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この記事へのコメント
8日月曜,メンズデイで1000円で見てきた。
となりのおじさんは,後半,静かなイビキをかきつつ寝てしまっていた。
小生は,最後まで,たんたんとすすむ映画をたんたんと見ていた。
エンドクレジットがでたとき,なぜか急に涙が出そうになってうろたえた。
なんで?
無性に,どっか離島,そうだ2週間前に行ったばかりの鳩間島に行って,たそがれたい。すぐにでも行きたい。
どうやら,気持ち的にまだまいっているみたいだ。
どれだけたそがれたらまともになれるのかな・・・

旅のはじまりは,いつも思いつきから・・・
Posted by 長男 at 2007年10月08日 18:28
映画の中でたそがれることができたのですね。あともう少しこの映画が続いてくれたら・・・というところでしょうか。
Posted by tana at 2007年10月09日 20:40
 
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