2007年07月25日

「夕凪の街 桜の国」

「夕凪の街 桜の国」
日曜日に観た。

私は原作は「夕凪の街」までしか読んでないが、話を聞くと原作にほぼ忠実に描かれているという。

監督は「夏に上映しないと意味が無い」と言っていたが、大手の映画配給会社からは夏休みに上映することに対して地味だという理由でことごとく断られたらしい。これも現実の姿。

原爆は「落とされた」 
なぜ原爆が落とされたのか?被害者の対極には何が存在するのか?そこを考えないと先に進めない。

悲しいんだけどその中に暖かさもあって、そんな暖かさがあるから生きていける、命の重さが胸にじわじわとそしてぐっと突き刺さったという感じの映画だった。

戦争だから原爆だから広島だからという理由でなく多くの人に見てほしい映画である。

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この記事へのコメント
夕べ映画を観て、今日原作を読みました。
細かい点を除けばほぼ忠実ですね。
出来ることならタイムスリップしてあの時の広島を直に観てみたい気持ちになりました。
Posted by 太田嘉行 at 2007年07月25日 22:29
当時の街を歩いて、食堂に入って食べたり、銭湯に行ったりしたいですね。
未来の人がタイムマシンを造って、過去を旅してみたくなる気持ち、よくわかります。
Posted by tanatana at 2007年07月26日 22:09
28日に観た。8・6までには観ておかなければならない。
何箇所か涙が出た。
ほぼ原作どおり。原作でも泣いたところで,映画でも涙が出た。
意味の深いセリフが随所にあり,考えさせられた。

原作は,何度も読み返したり,自分の頭で想像しなければわからないところがいくつもあるが,映画となると,巻き戻しできないので,わかりやすくしてあった。

銭湯の壁の映画のポスターに上映映画館が「廣島サロンシネマ」と書いてあったに笑った。

もう一度でも観にいきたい映画だ。
Posted by 長男 at 2007年07月29日 08:11
原作を読みました。
映画を見た後、原作を読み返すと、映画で見逃したようなところも、一連の物語として頭の中で完成された感じがしました。

温かさや生きている喜びがじわじわと沸きあがってくる感じで。

原作を読んだ今、もう一度観にいきたい映画です。
Posted by tanatana at 2007年08月08日 19:45
俺も今日やっと行ってきた。
小2の姪と小1の甥も一緒に連れてったので、イマイチ集中できんかったよ(^_^;)
もう一度、観に行きたいと思った。
Posted by ぼぶ at 2007年08月16日 21:46
先週2回目を観にいきました(^^;
2回目を見ると細かいところにも目が行って、銭湯のシーンで打越さんが向原の人というのを知った母親のほっとしたような表情がすごく印象に残りました。
桜の国の話を知っていたからそういうところにも気づいたんでしょう。
Posted by tana at 2007年08月17日 19:51
 
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