ぶくぶく茶3

tana

2005年11月09日 20:33

9月19日(月)AM

国際通りから平和通りを抜けると壷屋の通りに出る。
壷屋はやちむん(焼物)の郷(さと)である。あるいているといろんな焼物や骨壷などが並んでいる趣のある通りである。

そして壷屋通りの裏通りを歩いていたらいろんな看板がある。
「茶屋すーじ小」「←昔ながらの石垣の小道」「壷屋公民館↑」「○○小、食材点検委託化反対」等々
この看板もそれらの一種であろう。



そしてほんとに22歩なのかと歩く。
13歩歩いたところで建物が見えた。



趣のありそうな建物だ。
うちなー茶屋「ぶくぶく」店の名前からして、密かに知る人ぞ知る那覇名物「ぶくぶく茶」を飲ます店なんだろう。
まぁ、なんというか、そのままである。

後で気づいたのだが、この建物は、沖縄で初めてのラジオ局の建物を改装したものらしい。
そして国の指定重要文化財の東窯も隣にあり、建物が少し高台にあるため窓からは壷屋の趣のある街並みが見える。5人以上揃うと、もっと見晴らしのいい二階の部屋を貸してくれるらしい。



さてメニュー。
ぶくぶく茶とは、煎った玄米を茶筅で泡立た煎米湯に、さんぴん茶などを合わせたものである。さんぴん茶部分はうっちん茶やレモンティー、コーヒーなどいろんな飲み物と合わせることができる。ぶくぶく泡盛なんてものまである。たいへん気になった。



さて、以前、首里の「嘉例山房」で初ぶくぶく体験をし、そして調子に乗った我々は、「家でも作れるぶくぶく茶セット¥1,800」を購入した。そしてさっそく長男邸で2度ほど実験したがいずれもうまくいかなかった。
そんな困った状況を改善しようと店のお姉さんに聞いてみる。
すると、
「硬水を使うのと、茶筅も専用の目の粗い茶筅じゃないと泡立たないんですよ」といとも簡単に言われる。

・・・きれいに作るには茶筅も買わなくてはいけないようだ。

だからといって茶筅まで買うほど調子に乗ってなかったので、今度は二階の部屋で優雅にぶくぶく泡盛を飲んで酔っ払おうと心に決めたのでありました。

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