ぶくぶく茶
「ぶくぶく茶」というものがどのようなモノなのかたいへん気になったので、首里の「嘉例山房」へ行った。
「嘉例山房」は、本「ヌーヤルバーガーなんたることだ」にも紹介されているところである。それを読んでいた私は一応予備知識だけあるつもりであった。
琉球王朝ではデザートのようなものだったらしく、からくりはわからんがとんでもなく泡の多いお茶のことなのだと。
しかし、メニューを見るとどうも様子が違う。
「ぶくぶく茶」というお茶がメニューにあるわけではなく、さんぴん茶やウーロン茶、コーヒー、紅茶などのいろんな飲み物の上に泡を乗せ「ぶくぶく茶」と呼んでいるようだ。
いわば、コーヒーの「ぶくぶく」とか、ウーロン茶の「ぶくぶく」とかである。いろんなメニューがぶくぶくしている。
そういえば店の一角には、アジア系の雑貨や沖縄の書籍などのコーナーもあったが、それらもそのうちぶくぶくしだすのかもしれない。
そして我々の前には、液体の入った器が出てきた。
どうやら「ぶくぶく」は自分達で作れということらしい。まぁ顔は勘弁してやろう。
このように泡立てればいいらしい。
泡立てます。
みんなやらせろと一回り。でも泡立ってきた。
そしてお茶の上に泡を乗せます。
完成品
ただし飲みにくい・・・
でも香ばしい米の香りがしてなかなかである。そんなわけでついついおみやげで売ってた「家でも作れるぶくぶく茶セット1,800円」を買ってしまった。
内地でのぶくぶく実験の顛末は後日、報告することとしたい。
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