真のリベンジ伊是名6~野甫の静かな夜と朝~
妻は今週妊娠25週目に入る。7ヶ月である。
最近は羊水に余裕があるのか逆子になりやすいらしい。
昨日は下の方でポコポコいってたのに、今日は元の場所に戻ってたとか、あっちいったりこっちいったりしている。「ここが出口かー」とでも思ってるのだろうか。
落ち着きが無いのは母親ゆずりだろうが、いろいろと用も無いのにうろうろするのは父親ゆずりだろう。
そんなうろうろする旅行記の続き・・・・
9月20日(土)夜
民宿のほの夕食は美味かったが量が物足りなかったため、テラスでもう少し飲む。つまみは高速のSAで売ってた
「シマヤだしの素ポテトチップス」 → これは初めて見たぞ。さっぱりした味でなかなかうまかった。
そして島尻共同売店で売ってた
「もみじまんじゅう」 ←
広島の味がなんでこの沖縄のさらに離島の売店に置いてあるのだ?そういえば粟国に行ったときも売店でこの「もみじまんじゅう」売ってて「なんでここに・・・」と思ったのを思い出した。
ただ広島の味、製造元は鳥取県米子市の丸京製菓である。どうも米子のもみじまんじゅう、沖縄の離島に大きなシェアを広げているようだ。しかしどうして?謎は深まるばかり。
そういえば長男の出身地は米子市に近いところだ。きっと何か関係があるのだろう。こんなところにまで手広く営業活動を広げていたとは・・・、恐るべし。
ふと空を見上げると、満点の星空。
目が慣れてくると、どんどん星が見えてくる。
光のないところに・・・と砂浜まで行って、5人浜辺で寝転ぶ。
天の川まではっきり見えた。どこ見ても星星星星、星だらけでどんな星座か繋ぎようがない。昔の人はこんな満点の星空をどうやって星座に結びつけることができたのだろうか。
写真に撮れない美しさだった。(この写真はイメージです)
その後は、まぁ夜は
星を見る以外には何もすることが無いので、テレビをつけながら健康的に22時にはみんな寝てしまった。途中、
鯉10-0竜(前健完封!)のニュースも見る。この時は最大の2ゲーム差がつきCS進出間違いなしと思っていたのだが・・・。
次の朝、5:30に目覚める。
隣の布団で寝ているはずの次男がいない。
さては女子部屋に夜這いでもかけにいったか?
私も目が覚めてしまい、朝陽を見に行こうと、砂浜まで行く。
ただ波の音がかすかにするだけの何も音のない静かな世界の中、夜の空がだんだん紫色になり次第に青が強くなっていき、そして赤に染まっていく。
「時が生まれてゆく」そんな感じがする世界。
気づくと砂浜に次男がいた。
「ボーダフォンは砂浜まで来ないと電波が通じんね」
そういいながらも朝陽を浴びたその顔はなんだかさわやかな表情に見えた。朝陽のせいか?それとも夜這いに成功したのか?待て、うち一人は私の妻だぞ。
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