ビデオカメラ

tana

2008年12月24日 21:44

巷では子供が生まれたらビデオを撮るという。
最近の幼稚園のお遊戯会やら小学校の運動会やらは子の撮影会みたいになっているとも聞く。まったく変な話だ。ビデオに撮るとビデオに撮ったことだけしか覚えてない感じがして、ビデオよりも写真にのみ残す方が頭の中でいろいろと思い出が思い起こされて会話も弾むような気がする。そんな中私がしたいのは、「運動会で子供たちが走っているのをバックに、親バカ達が我れ先にといい席を陣取り我が子を撮ろうとビデオを構えている」そんな姿を写真に撮りたい。更にビデオカメラなどがあれば、その親バカぶりの一部始終が録画できて最高かもしれない。

ん?

・・・そんなことはいい。ビデオカメラの話である。
子が母親の胎内から産まれる時の姿はビデオに残しておきたいとは漠然と思っていた。
もちろんあとで家族みんなでそれを観るというわけではない。だいたい妻など半狂乱になるだろうから絶対に「見たくない!」というに違いない。半狂乱になりたいと思わなくとも半狂乱になるだろう。産むときの痛みというのはなかなか男性にはわからないといわれるが「尿道をミカンが通る時の痛み」を想像してもらえたらいいと聞いた。・・・というかそれでも恐ろしいほど痛いということ以外想像つかんが。
さて、その撮った「産まれたときのビデオ」をどうするかである。これはけっこうしてるという人も多いとは思うが、子供が20歳か18歳の分別のつく年齢になったころにでもプレゼントとして渡し、ひとりで見させる。自分が生まれたときの様子を見て、子供を産むということがどういうことか感じてもらえたら幸いである。

そんなわけで、きっと私は買わないだろうと思っていたのだが、先日ビデオカメラを買ってしまった。
それも店に入るまでは6万円くらいのをと考えていたのだが、デオデオの店員に勧められるがままに最新型の11万以上もするやつを買ってしまった。不覚であった。
ビデオを買った今でもお遊戯会や運動会などデジカメで十分と思ってるのに、11万以上するものを買ってしまった。恐るべしである。
・・・まぁ買ったものは仕方ない旅先でたまに使うこととしよう。もちろん、写真のような感じで、ガマの中で使ったら祟りで壊れるので使いません!



そんな妻も37週となった。
我が子の頭はやはり標準サイズより大きいようであり、早く産まないと産道を通らないのではないかとさえ思ってしまうが、陣痛の予兆の生理痛はたまにあるが、おしるしはまだのようだから、もう少しは胎内にいそうだ。いちおう準備はできたのでゆっくり焦らず産まれてきてほしいものである。

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