へその緒のこと
今週から妊娠6ヶ月目に入った。
胎動を感じる時期である。妻もその例にもれず、先週お腹の中でトントンという最初のノックを受けたという。
話は変わり、さて、皆さんはへその緒というのがどこから生えてどこに繋がっているのかご存知だろうか?
漠然と母親のへそと赤ちゃんのへそが繋がってると思ってた人も多かったのではなかろうか。で、赤ちゃんが外に出てから、そのへそ同士を繋げていたへその緒を切る・・・ものだと。
実はそうではない。実のところは母親の胎盤内部から生えて(?)赤ちゃんのへそに繋がっているのである。
・・・今日、そのようなことを妻が自慢げに話していた。「へその緒は胎盤から生えているのだ!」と私に向かい力説する。
私もへその緒に関する詳しいことは知らなかった。
多くの人がそう思うように普通にへそとへそが繋がっているものだと思っていた。実は母親の体の中にある胎盤から生えているのか。このことはみんな意外に知られてないのではないか。これはいい話を聞いた!と感動までしてしまう。
ただしばらくして、赤ちゃんが生まれる過程を冷静に考えると、へそとへそが繋がってるなんてそんなことはないよなぁとも思った。
たしかにそうだ、体の外でへそ同士繋がっているんなら、生まれてすぐに切らずにしばらく繋がったままでいようとか考えてもいいだろう。生まれてすぐ切らないと縁起が悪いなんて話は聞かない。中には幼稚園に入るまでは繋がったままでいようとか、過保護な親だったらその記録はどこまで伸びるのだろう。
あの感動は何だったのか?へそ同士が繋がっているなんて今日の今日まで思ってたのは、実は世界中で我々夫婦だけだったのかもしれない。
「そろそろ名前を考えないとな」と思う妊娠6ヶ月目の話でした。
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