夜行急行
立ち読みでほとんど読んでしまったのだが、ついつい買ってしまった。
男の隠れ家8月号
<ローカル線と寝台列車、夜行急行の特集>
20年前の夏休み。18歳だった。
大学の夏合宿でトムラウシ~旭岳~黒岳を縦走した後、一人になり、一週間くらい「北海道フリーきっぷ(北海道内JR乗り放題という切符)」で旅をした。
宿は、札幌から網走、釧路、稚内、函館へ向かう夜行列車の中だった。
山の中でのテント6泊と山から下りてみんなで泊まった旭川の宿以外は、車中泊。
網走行きが急行大雪、釧路行きが急行まりも、稚内行きの急行の名前は忘れたが、電灯が抑えられ暗くなった車中で聞いたアナウンス、美深とか音威子府とか幌延とか、聞きなれない停車駅の響きになんとも異国感を感じ一人興奮していた。
そして最近、これらの列車がみんななくなっていたことを知った。
その頃豪華列車として登場した「北斗星」もいまや「昭和の匂いを感じる」とこの雑誌では言っている。
北海道にはそれ以降3回行ってるが、最後に行ってもう15年経ってしまった。
またいつか寝台特急に乗って訪れよう。
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