「説日語」再び
先日、一通のメールが届いた。
メールのタイトルは
「突然のメールお許しください(『説日語』について)」
知らないアドレスだし迷惑メールかなと思って削除しようと思ってたがタイトルの
「説日語」に目が留まった。
まぁ説日語を知らない人だったら100%迷惑メール報告をするだろうが、私は幸か不幸か説日語を知ってしまった数少ない日本人である。よってメールを開く。
発信者は某女子大で中国語教師をする人のようである。
メールを読むと、どうもこの方は数年前から「説日語」に興味を持っているようで、私が過去のサイトで作った「説日語マイラブ(2004年頃の話)」をたまたま読み、そこに写真であった「説日語(FOZさんの企画でゲットしたもの)」を、スキャナに取りたいのでしばし貸して欲しいという申し出のようだ。
※ちなみに私は2003年当時、このような記事を書いていたようだ。
「説日語マイラブ(すべての発端はこちら)」
「説日語マイラブ2004(その後、わるめしやとう結成までの道のり)」
そして、そこにあった写真
丁寧に「送付用の封筒を送らせて頂きます」とまで言っている。
さて、私はどうしたか?
「貸さない理由は何もない。」
即決である。
・・・まぁ一応振り込め詐欺なんかに繋がっていてはいけないので、その某女子大が実在するかどうかネットで調べる。結果、某女子大はちゃんと実在していて、メール発信者の名前もそこにあった。詐欺ではないことを確認した。(まぁニセのネットなんてこともないだろう。インドじゃあるまいし)
相手の素性もわかり、更に貸さない理由は何もなかろう。
というか、わるめしやとうの集会もしばらくなく、数年間本棚で眠っていた説日語である。むしろここで旅に出すことで研究のお役に立てるのであれば幸いである。冷え切った日中関係もこれで少しは改善するというものだろう。
そんなわけで「なかなか面白い申し出ですので、この件について、私も気が向いたらブログまたはmixiに記載すると思いますので、そのことをご容赦ください。」とだけ付け加えてメールを返信した次第であった。
つづく
・・・・そういえば、、、
写真にあった、挿絵のあるバージョンは遠方出版社の説日語で、これは私は持ってない。わるめしやとうの会合の中で誰かが持ってきたものだと記憶している。私の持っているのは西北大学出版社発行のノーマル(でもないが・・・)なものである。
もしかして依頼手はそちらのを探しているのではないか、と心配な今日この頃である。
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