新球場と測量用野帳
あと1週間で完成の新球場
(他の写真はここに)
さて、その後本屋によりBE-PAL4月号を買うと「バックパッカーズノート」なるものが付いていて、なんだなんだと思い買った後中身を見たら何の変哲もない(表紙は細工はしてるが)測量用野帳(写真右:水色)だった。
がっかりだ。
・・・というのも、私は15年くらい前から測量用野帳(レベルブック:写真左:深緑)を持って旅に出ている。私にとってごくごく当たり前のアイテムだからである。
なにしろこのレベルブック、縦罫横罫が引いてあり言葉も簡単な絵も書きやすい。私は主に旅先での行動の記録や買ったものその金額(小遣い帳)、またその時思ったつれづれなどを書き綴る日記代わりにもなっていた。また、表紙が厚いので駅や車内などどこで書いても表紙が下敷きがわりになって書くときに書きやすい。そしてなによりかさばらない。いろいろ書けるようにとA4版やB5版のノートを持っていってたときもあったが、結局これに勝るものはないという結論に達した。また、昔は切符やチケットなども挟み込んでテープやホチキスでとめたりしてそのまま保存できるようにもしていたが、最近はどうでもよくなったのかあまりしていない。
そんなわけで何泊かする旅に出るときは大抵新しいのを持って出ている。
デジカメで写真に撮ったり旅行記で文章を残したりしているものの、こういうもので残るというのもいいものだ。普段はそれ専用のダンボールに入れてるのであまり見ることは無いが、時たま部屋の整理などでダンボールを開けて改めて見返し、当時を思い出し、結果部屋の整理が全然進んでなかったなんてことは皆さんもよくあることだろう。
さて、旅の時はこれを持ち歩いているが、普段は何を使っているのかというと、写真のようなA5版くらいの手帳である。1年1冊というスタイルで4年前からこのサイズにしたため、今年で4代目である。(今は2年前に石垣で買ったミンサー織のブックカバー
↓をかけている。2年毎日持ち歩いているがそんなに劣化していない)
その前は予定は予定、日記のような記録はそれ専用のノートと別々のにしていたが、このサイズだと予定表と日々の記録と簡単な日記がこの1冊で書けるのが便利で、ようやくしっくりいくものに出会った感じがする。
記録とともに日記代わりにもなっているが、最近は娘の記録を赤いペンで書くようにしており、その面積が増えてきているような気がする。
例
・最近は機嫌がいいと「☆△※*■○・・・」など意味不明な言葉で話しかけてくる。それだけでかわいいのだが、訳されると多分「乳飲ませろ」とか「おむつだよ」とかそんなのだろう。
・夜、寝る時間が長くなったような気がする。
・娘ギャン泣きデー
さてBE-PALの件で多少がっかりはしたものの、いろいろ考えるとようやく時代が私に追いついたともいえる。このレベルブックを持って旅している人をこれまで一人も見たことがなく(まぁ測量用だから仕方もないが)、こんな零細文具はいずれ淘汰されていくのではないかという危惧もあったため、こういうところで紹介されてなによりだ。
やはり時代が私にようやく追いついたのだろう。
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