「もっと世界を、あたしは見たい」
白川由紀著「もっと世界を、あたしは見たい」
その人の本棚を見れば、何になりたいか、何をしたいのかがわかるという。
この本は、ネパールに留学し、その後、国際路線バスを仕立てて、ユーラシア大陸横断、アフリカ大陸横断をした著者の自伝のようなものである。
一見無謀な、だけど一貫した考えに基づいた行動は突飛押しでもなんでもなく、これもありだなって気になる。
(まぁ肝心のバス大陸横断のところは、他のところで書いてしまったのか思いっきり端折られていたけど・・・)
読んだらなんかエネルギーが湧いてくる。
そして、この本が2007年で最初に私の本棚に並ぶことになった。
その人の本棚を見れば、何になりたいか、何をしたいのかがわかるという。
思えばこういう本は多いことに気づいた。(高橋歩とか)
きっと私の旅は、知らず知らずのうちに脳の中に固定観念で世界がつくられ、その中を旅しているにすぎないのではないか。もっとぞくぞくするような思い、そして生きてるって感じをもっと味わいたいのではないのか。
「人間として生きていく」
あたりまえのようだが、こういうことができていないことに気づいた。
私の気持ちでもあれ、周りのシステムでもあれ。
まぁそんなことを少しながらも意識しながら、今年も、「旅の途中の日常生活」を伝えていけたらと思います。
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