伊是名へ?
9月16日朝 まだ晴れている
昨日の夜は星も出てた。
今も少し風は強いものの、「台風、ほんとに来とるんか」という感じだ。
そうはいってもやはり台風は来るんだろうから、我々も布団の上で対策会議を開き、これからの行程について考えた。
「この感じだったら、午前中の便は出るかもしれない・・・」
今夜から明日は暴風圏内だろう。すると明日の伊平屋→伊是名の船は出してもらえないだろう。いずれにしても島に2泊することになるだろう。状況によっては3泊か、もしかして4泊・・・?
だとすればカンヅメになるのは伊平屋ではなく伊是名であるべきであろう。
元々このカテゴリーも「IZENA」である。
伊平屋の宿にはキャンセルの連絡を入れた。
電話口「台風だからねー。また次の機会にお願いしますね」
まぁあっさりキャンセル成立。さすがこっちの人は台風慣れしてる。
さて、今日午前中の伊是名行きの船は出るのか?
運天港に電話する。
・・・。
出ない・・・・
・・・・出た!・・・と思ったら、そっこうFaxに切り替わった。
「ピーヒョロローー」
なめている。
9:30頃、宿(ペンションビセザキ)を出る際「イチかバチか行ってきます」と特攻隊みたいな捨てゼリフを残し運天港へ。
30分で運天港到着。そして、、、
欠航!
乗るはずだった「ニューいぜな」
ビセザキに戻ろう。
思えばペンションビセザキはいい宿だった。
ペンションビセザキ
ホテルハイビスカスみたいな外観の宿である。
大きなガジュマルが目印。
「八月のかりゆし」の舞台となったこの民宿は、すし職人である親父のつくる料理が大変うまかった。
昨日の夜は話も弾み、どこからどうなったのかわからないが、ヤギの話になり、
「えー、ヤギ食えるの?ちょっと待ってよ、4日前に締めたのがあるから」
といってヤギ刺しが出てきた。
そのヤギも臭みがなくて旨かった。
・・・今夜もビセザキに行こう。親父の作る寿司を食べよう。恥ずかしながら帰って参りましたと言おう。
電話をする。
「今朝、出て行った3人なんですが、やっぱり船が欠航になったんで、もう1日泊まれますか?」
「ごめんなさい。今日は予約でいっぱいなんですよー」
はい、消えた。
・・・さーて、どこに行こうか・・・
しばしレンタカーは本部半島をぐるぐる回った。
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